2014/05/03

炭焼きとアナグマ

4月半ばですが、炭焼きをしました。



府民の森ひよし(別称 スチール(STIHL)の森京都)で活動する
森林ボランティア団体「府民の森ひよし森林倶楽部」で
年に4〜5回、炭を焼いています。

炭材伐採したら翌月に焼く、というサイクルです。




前回焼いたのは雑木が中心の炭ですが

なかなかの量が出て来たので嬉しい^^




今度はコナラ中心の炭材を詰め、火をつけた翌日です。

二日目の今日は、窯の前面から薪を入れ、
窯の温度を上げて炭材を着火させる作業です。



ほんのり黄味がかった白濁煙が、渦を捲きながら
煙突から出て来て、屋根裏をつたうように伸びています。

逆さ雲海のようで美しい。

これを着火した一つのサインとみています。

ちなみに、煙は屋根裏で冷やされて液体(木作液)になって
ポタポタ落ちてくるのですが、服につくと取れません(笑)

画像下部の、窯のドームもスジ状に染まっています。




それからこの日は珍客がありました。

外でガサゴソと音がしたので
師匠が見に来てくれたのかなと思いましたが

小屋に入ってきたのはアナグマさん。

目が弱いのでしょうか、気にせず近づいてくるので

「来たらだめ。」と二回いうと、「お、人いたの。」て感じで

方向転換して山に帰っていきました。


動きがゆっくりなので、携帯で撮ってみました。

「すまんかったの〜。帰るわ。」


「チラリ。」


「そして嗅ぐ。」

なんとも楽しいひとときでした。



炭焼きは順調に温度が上がって、全四日間で窯を閉めました。




2 件のコメント:

  1. こんにちは、むしるしです。

    「一つ目乗り物」のフィギュアを送っていただいた時に、
    一緒にいくつかの美しい木炭をいただき飾ってあるのですが、
    あんなところで出来上がったんだろうなぁなんて見直しました。

    そして、アナグマ来ますか!なんかひょうきんな感じですね。
    タヌキは見たことありますが、アナグマいるんですねぇ。
    こんなクマだったら、出会ってみたいです。

    (アナグマ、似てるからタヌキの仲間なのかな?)

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  2. むしるしさん

    こんばんは。

    炭は40年以上前に炭焼きを生業とされていた師匠から、その当時の方法を教えてもらって焼いています。
    早いものでもうすぐ7年目です。
    飾っていただいてるんですね。ありがとうございます^^

    アナグマは夜行性だと思うのですが、昼間もたまに見かけます。人に向って歩いてきたと思ったら直前で方向を変えたり、入れなかった畑の電柵のそばで丸くなって寝ていたり、警戒心なさそうです^^;

    遠目ではタヌキと見分けるのは難しいですね。目の周りの模様が一番の違いでしょうか。おっとり具合も似ていると思います^^;

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